ジブリさんの映画の中で一番好きなもののけ姫。
映画館で見たかたも多いのではないでしょうか?
その舞台となっている屋久島にどうしても行きたい!!!
ということで、Go toトラベルキャンペーンを利用して屋久島へいってきました。
JALダイナミックパッケージ
往復航空券+宿泊がセットでおトクなツアー
今回は2泊3日の予定でしたが、台風9号の影響で3泊4日に...
そして、本当は2日間のツアーだったのですが、それもキャンセルになってしまいました。
今回は、実際に縄文杉までのトレッキングの体験を紹介したいと思います。
目次
縄文杉往復トレッキング
今回はVELTRA(ベルトラ)さんの、縄文杉+白谷雲水狭2日間トレッキングツアーに参加してきました。
https://www.veltra.com/jp/japan/yakushima/ctg/7223:Jomonsugi_Shiratani/
ガイドさんがホテルにお迎えに来る時間は朝の4:30。
まだまだ外は真っ暗。眠たい目をこすりながら準備をしました。
登山靴とレインウェアはレンタルしました。レンタル品は屋久島についた日に、ホテルに届けに来てくれました。
服装
- 通気性のいいスポーツ用のtシャツ
- 登山用ズボン(春夏用)
- アウトドアハット
- ヘッドライト(ダイソーで買いました)
- 20-30Lのリュックサック(外にペットボトルを入れられるポケットがあると便利)
- リュックカバー(雨の時は絶対必要!)
薄手のため、暑い中でも履いていてあつい!と思うことはなかったですね。
山道は虫やごつごつした場所もあるので、長ズボンの方がいいと思います。
アウトドアハットは、雨除けにも使えるため便利です。通気性もいいので、あまり蒸れずに1日過ごせました。
リュックは前から持っていたMILKFED.のものを使用しました。通学用に使っていましたが、ポケットも多く、アウトドアにも使えることが分かりました!
持ち物
- ジップロック(スマホ、着替えなど、濡らしたくないものを入れる用)
- 現金(バスに乗る際に必要です)
- キャラメルや塩キャンディー
- 500㎖の水(トレッキング中に山の新鮮な水を飲むことができます)
- お弁当(朝・昼)
お金やスマホ、着替えは必ずジップロックに入れましょう!
レインコートを着てるから大丈夫!と過信していると悲しい思いをすることになります。
ツアー代金
2日間のツアー(2日目は半日)で、お値段はひとり1万6千円でした。
登山靴と上下に分かれているレインコートが、1日1,500円でレンタルすることができました。
あまり登山をしないという方は、レンタルするのがおすすめです!
ツアーは5人組
私たちのグループは、5人グループでした。そこにガイドさんがひとり付きました。
プライベートガイドさんを付けることもできたので、お友達や恋人とだけで行きたいけど、ガイドさんがいないのは不安。。という方は、そちらを選択するのもよいかもしれないですね。
ガイドさんの車でバス停まで移動
登山口はバスで30分ほど山を登ったところにあります。
バスで登っていく山道がまるでインディージョーンズにのっているかのよう。
道はくねくねしていて、おまけに霧が濃いためライトで照らされた直前しか見えません。
バスの運転手さんはとても慣れていらっしゃるのでスピードも速いのです。ハラハラドキドキの30分でした。
登山口に到着
ここで朝ごはんをいただきます。
前日にホテルのフロントで朝ごはんと昼ごはんのお弁当を頼みました。
素泊まりの予定でしたが、朝ごはんを頼みたいということを伝えると、朝食付きプランに変更しなければならないとのこと。(朝食付きプランの朝食を、お弁当に変更することはできますが、素泊まりの人が朝ごはんのお弁当を注文することはできないみたいでした。)
朝ごはん分の1100円と、昼ごはん分の700円をお支払いしました。
カリカリ梅のおにぎりとサケのふりかけのおにぎり、サツマイモの天ぷら、練り物、たくあん等が入っており、エネルギーをしっかりと蓄えることができました。
トロッコ道
登山口から約2時間はトロッコ道を歩きます。
運動は趣味で筋トレを少しするくらいのわたし。2時間歩くのもちょっとしんどい。
伐採した屋久杉などを運ぶためにトロッコ道が作られたようです。
トロッコ道にはほとんどアップダウンはないので、ひたすら歩きます。時々川のうえにかかっている橋をわたります。
が、この橋、手すりがない場所がいくつかあるのです。
雨でトロッコ道は滑りやすい。しかも台風が近づいていて雨も降っているため「ゴォー」と恐怖をあおる音を立てて川の水が流れています。
足元を必死に見ながら歩いていました。
アシタカとサンがはじめて出会った場所。橋を渡りながら見ることができました。
気持ちが高ぶって落ち着かない!!
鹿に遭遇。かわいらしいですね。
山道突入
いよいよ山道に突入。
「トロッコ道で体力温存しとかなきゃだめだよ」といわれていましたが、ここからが本番か、、
そう思いながら山道の入り口をみてぎょっ
めちゃめちゃ急な階段からスタート。来たからには上るしかありません。すでに重い足を上げながら山道スタート。
生き生きとした森
縄文杉に向かう途中にも多くの美しい木々を見ることができます。
ウィルソン株の中からはハートを見ることができるのです!
木の根っこに注意
根っこはとても滑りやすいです。何人もがつるっとすべりそうになっていました。なるべく石の上に足を置いたり、根っこだらけのゾーンでは木につかまったりするのがいいですね。
山道ゾーンには1から50までの黄色い番号札が途中にあります。50が縄文杉なので、番号を頼りに、自分を奮い立たせていました。
世界遺産区域に突入
屋久島全体が世界遺産ではなく、限られた場所が世界遺産に登録されているのです。
世界遺産区域に入るとなんだかしし神様が出てきそうな雰囲気。なんとも神秘的。
何本もの屋久杉が生えていて、時折白い木やオレンジ色をした木が生えていました。そして標高も高く、霧がかかっていました。
まちがいなく今まで見てきた自然の中で一番心を打たれた場所です。
いよいよ縄文杉
標高1400mに位置する縄文杉。縄文杉に近づくにつれてだんだん寒くなってきます。
デッキに上って顔を上げると目の前に縄文杉が!
縄文杉にもっと近づきたい!
という思いがこみ上げてきますが、神聖なる縄文杉を守るために必要ですね。
縄文杉の上面は少し白みがかった色をしています。これはこれは、ほんとうに立派。
すさまじい圧倒的な存在感をはなっています。
霧がかかっていてとても幻想的。今にもしし神様がでてくるんじゃないかと思うほど。
縄文杉は屋久島に生えている最大級の屋久杉。推定樹齢は7,000年を超えると言われています。
お昼ごはん
デッキの上ではご飯を食べることができないため、少し進んだところにある小屋でたべました。
5時間歩いたあとのお弁当は、人生で1位2位を争うほどおいしいお弁当でした。朝早くから作ってくれたかたに感謝です。
下山は注意力
ここからは登山口を目指して下山します。
険しい山道を登ってましたが、その道を戻るわけです。
「登りは体力勝負、下りは集中力」とガイドさんに言われました。
下っていると、膝が痛い。。。
しかも、雨で滑るため、あしを置く場所に慎重にならなければステーンと転んでしまいます。
でも、わたしは登りよりも下りの方がちょっと楽かなと思いました。
PM3時 バス乗車
帰りは4時間ほどで登山口まで帰ってきました。
1時間に1本しか出ていない下山用のバスに急いで乗り込みました。
バスに乗り込んでからは、みんな爆睡。30分ほどでバス停に着き、ガイドさんの車でホテルまで送っていただきました。
まとめ
いかがでしたか?今回縄文杉までのトレッキングについて紹介しました。
登山初心者のわたしはひーひー言いながら行ってきましたが、10時間かける価値のあるツアーだったし、挑戦してよかったなと心から思っています。
屋久島の森は、今まで見てきた自然の中で1番心打たれた場所です。
本当は2日目のツアーで白谷雲水狭(もののけの森)にも行く予定でしたが、台風のため断念。
また屋久島にきて、今度は白谷雲水狭に行きたいと思います!!
このブログを読んで屋久島に行きたい!トレッキングをしたい!とおもっていただけたら嬉しいです。